1人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
だから僕は彼の手を握って額同士をくっ付けて甘く囁く。
「愛したい人がいるの?」
優しく問えば下がってる眉毛を更に下げ睫毛をパサパサ揺らしながらぽってりと膨らんだ果実の様な赤い唇を動かす気配がした。
「……お前を愛してみたいかも」
ああ、この瞬間 彼の一言で友達という檻が砕けて消えていったよ。
ゲーム?
それならクリアを目指そう
愛情?
それなら沢山あげよう
暇つぶし?
それなら…うん
沢山彼で遊ぼうって内な僕が笑い掛けてきたー…。
最初のコメントを投稿しよう!