あるべき遭遇

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「よう、早かったな」 数分後、一つの影がソラトの後ろから現れた ソラトはその声を耳に残したまま振り返り、顔を確認する 「おぉ、ナイスタイミングだ! 正直来なかったらどうしようかと思った」 背丈はソラトと同じくらいでスラッとした体つきにいかにも真面目そうな眼鏡をかけた青年 プレイヤー名 サイ ソラトと同時に【WÅR†GÅME】をプレイした一人だ。 「珍しいな、お前がここまで早いなんて。  ああ、それとリーナは今日この時間帯には来れないみたいだぞ」 「みたいだな。俺も昨日聞いたよ」 一通りの会話が終わったところでサイはソラトの後ろでふよふよと浮いている物を見た 「さて。では答えるとするか」 「ああ! さっさと終わらせようぜ」
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