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…………なんてくだらない夢オチなのだろう。
夢のような夢から覚めた彼の見る世界は逆さまだった
「……って、またかよ！」
ベッドから転げ落ちたままの体勢で彼は喉を唸らせる。
最近よくみるようになった夢。
この夢には特有の妙なリアリティがあった。
まず一つに【ＷÅＲ†ＧÅＭＥ】という“実在するオンラインゲーム”に基づいた世界観だという点
もう一つに、夢の中で対戦（【ＷÅＲ†ＧÅＭＥ】内では“戦”という）していたチームの軍団はそのゲーム内で実際に存在しているという点。
これらを踏まえて彼は予知能力者
というわけではなく、この偶然のような夢には理由があった。
簡潔にいえば、彼も【ＷÅＲ†ＧÅＭＥ】をプレイしている
それもつい最近に。
以前から興味があったこのゲームをひょんなことから手に入れることができた。
学校も長期休みというベストなタイミングで、同時期に入手した幼なじみの友人と共にプレイしていたのだ
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