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―十分後―
竜也「なんだよ凛…拓の家に呼び出して」
凛「ごめんね五十嵐~拓ねご飯食べてる最中に寝始めたの…でね何しても起きないのよ」
机の上には黒いスライムの群れと拓の屍があった
竜也「そういうことね…ボソ」
凛「全く…どんだけ朝弱いのよ」
竜也「拓は俺が背負って行くから…凛は先学校に行っててくれ」
凛「わかったわ」
凛は残ったスライムを弁当箱に詰め
「拓の今日のお弁当に…」と言いながら
玄関の方へ歩いていった
竜也「拓…お前も大変だな…」
竜也は拓の荷物を鞄に詰め拓の屍を背負って拓の家を後にした
その右手には胃薬がしっかり握られていた
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