第3章

3/7
1015人が本棚に入れています
本棚に追加
/731ページ
―十分後― 竜也「なんだよ凛…拓の家に呼び出して」 凛「ごめんね五十嵐~拓ねご飯食べてる最中に寝始めたの…でね何しても起きないのよ」 机の上には黒いスライムの群れと拓の屍があった 竜也「そういうことね…ボソ」 凛「全く…どんだけ朝弱いのよ」 竜也「拓は俺が背負って行くから…凛は先学校に行っててくれ」 凛「わかったわ」 凛は残ったスライムを弁当箱に詰め 「拓の今日のお弁当に…」と言いながら 玄関の方へ歩いていった 竜也「拓…お前も大変だな…」 竜也は拓の荷物を鞄に詰め拓の屍を背負って拓の家を後にした その右手には胃薬がしっかり握られていた
/731ページ

最初のコメントを投稿しよう!