扇風機

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ミーンミーンミー… 「あぢー!くによし、扇風機よこせ」 よしたけはくによしの家でゴロゴロしながら言った。 「お前に扇風機やると独り占めすっからやだ」 くによしは椅子に座りあからさまに嫌そうな顔をしていった。 よしたけはゴロゴロと転がりくによしに抱きついた。 「いーじゃねーかよーう!あぢーいー」 くによしはよしたけを引っペがしに入る。 「ばっ、やめろ!たださえあちいのによっ」 よしたけは振り回されるものの必死にしがみついている。 くによしは引き剥がそうと必死に振り回す。 「ずあぁぁぁぁ!離れろぉーー!」 「やぁーなこったぁー!」 ______5分後_______ くによしはよしたけを5分間振り回した。 よしたけはくによしに5分間振り回された。 「はぁはぁはぁ・・・、もう、疲れた・・・いいかげん離れろ・・・」 「はぁ・・・、やだ・・・もう、離れない・・・」 「てめーらいい加減にしろぉ!!!何!?一体何時間振り回してれば気が済むの!?何!?もう離れないって何!?お前らそーいう関係なの!?」 我慢に耐え切れなくなったまさよしがついに叫びだした。 「なんだよー。まさよしいたのかよー」 「お前が止めればいいだろーーー」 「いやいや、ほら、ここ俺んちなんだけど、ね?・・・もーいいよ!!好きにしろよ!!」 バンッ! まさよしは家を出ていきました。 「あいつどーした。」 「いや。心当たりねぇなぁ」
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