0人が本棚に入れています
本棚に追加
ミーンミーンミー…
「あぢー!くによし、扇風機よこせ」
よしたけはくによしの家でゴロゴロしながら言った。
「お前に扇風機やると独り占めすっからやだ」
くによしは椅子に座りあからさまに嫌そうな顔をしていった。
よしたけはゴロゴロと転がりくによしに抱きついた。
「いーじゃねーかよーう!あぢーいー」
くによしはよしたけを引っペがしに入る。
「ばっ、やめろ!たださえあちいのによっ」
よしたけは振り回されるものの必死にしがみついている。
くによしは引き剥がそうと必死に振り回す。
「ずあぁぁぁぁ!離れろぉーー!」
「やぁーなこったぁー!」
______5分後_______
くによしはよしたけを5分間振り回した。
よしたけはくによしに5分間振り回された。
「はぁはぁはぁ・・・、もう、疲れた・・・いいかげん離れろ・・・」
「はぁ・・・、やだ・・・もう、離れない・・・」
「てめーらいい加減にしろぉ!!!何!?一体何時間振り回してれば気が済むの!?何!?もう離れないって何!?お前らそーいう関係なの!?」
我慢に耐え切れなくなったまさよしがついに叫びだした。
「なんだよー。まさよしいたのかよー」
「お前が止めればいいだろーーー」
「いやいや、ほら、ここ俺んちなんだけど、ね?・・・もーいいよ!!好きにしろよ!!」
バンッ!
まさよしは家を出ていきました。
「あいつどーした。」
「いや。心当たりねぇなぁ」
最初のコメントを投稿しよう!