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「ほう・・。お前一人できたんかい・・。たいした根性ね・・。てめえバカにしてんのか!?あん?」
どうやら美鈴という女の声だろう・・。完全に不良口調だ・・。
「下むいてんじゃねえよ。話聞いてんのかあ?」
「はい・・・。」
「なんでお前は美鈴様に呼ばれたかわかってんのか?」
どうやら美鈴一人ではなく複数の子分ずれのようだ・・。
「知りません・・。なんで私は呼ばれたんですか・・・?」
「自覚ねえのか。それはたいしたやつだぜ・・・・。ふざけんな!!!」
ゴッ・・!!
どうやら今の音は美鈴が壁に拳を叩きつけた音だ・・。
(りんが心配だ・・。様子をはっきりみたいなあ・・。)
そう思った僕はドアの隙間から中の様子を見ることにした。
中はりんと美鈴達だ・・。美鈴たちはりんを囲んで恐ろしい目付きで睨んでいた。
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