彼女救出

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ドンッ・・! 「何やってんだ!やめろ!」 ああついに入ってしまった・・。 健康な男子なら誰でも一度は入ってみたい女子トイレに・・。 意味わかるかな・・・? まあ思春期ってやつ・・。 「うわっこいつがベタベタしてた男じゃん!女子トイレに入るとかどんだけだよ!」 「だからどうした!?友達を助けるためだ!」 声が少し震えているのが自分でも気づいた・・。 あらためて気づいたことがある・・。僕ってへっぽこ。 かんじんなときに震えてるなんて恥ずかしい・・。 「夜・・・・。うう・・。」 「りんをはなせ!!」 そして僕はりんをおさえつけている子分をなぐりとばした。 「ぎゃあっ!」 「うわあ!!」 「りん大丈夫・・?」 「夜!!」 りんは僕の胸の中にとびこんで泣き出した。 「こわかったよお・・。本当に今まで無視してごめんね、夜にきらわれたくなくて!!いじめられてること知られたくなくて!」 「わかったわかった・・。」 かわいそうに・・。今までもいじめられてたのか・・。 「おい!お前いきなり入ってきてなに子分なぐってんだ!!」 「君こそ僕の友達になにしてんですか・・?」 僕は嫌味たっぷりにいってやった。
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