序章

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暫く歩いて里についた。 ただ、何かが違う。 音がしない。 ひとがいない。 ビュゥー 風が吹いた。 それと同時に 風にのってきた 血の匂い。 嫌な予感がした。 月夜「いい?優愛、これから里に入る。 …何があっても俺の前には出てくるな。」 優愛「しかし「これは命令」っ! 御意…。」 … … 里に入るとそこには死体が転がっていた。 一面が真っ赤。 鉄臭い血の匂い。 … 俺は急いで、月華様の元へと行った。 だけどそこにいたのは … …… 羅刹
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