序章

9/12
前へ
/35ページ
次へ
月華「月夜!? 何しているの! 逃げなさい!」 叫んだのは紅き瞳に 色素のない白い髪 血をまとった母だった… 月夜「母様… まさか、羅刹になったのですか!?」 母様は俯く。 それは肯定を指していた。 月夜「何故… 何故あの様な化け物に!? 」 月華「…里の者を護るために決まってるでしょ!!」 月夜「…兎に角、母様は俺の後ろに! ……母様まで血に狂われては流石に手に負えません。」 母さんは、何か言いたそうだったけど おとなしく俺の後ろに下がってくれた。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

138人が本棚に入れています
本棚に追加