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月華「月夜!? 何しているの! 逃げなさい!」
叫んだのは紅き瞳に
色素のない白い髪
血をまとった母だった…
月夜「母様… まさか、羅刹になったのですか!?」
母様は俯く。
それは肯定を指していた。
月夜「何故… 何故あの様な化け物に!?
」
月華「…里の者を護るために決まってるでしょ!!」
月夜「…兎に角、母様は俺の後ろに!
……母様まで血に狂われては流石に手に負えません。」
母さんは、何か言いたそうだったけど
おとなしく俺の後ろに下がってくれた。
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