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羅刹はざっと見ると100は軽く
越えている。
月夜「母様、刀借ります。 優愛! …手出しはするなよ?」
不気味さを持つ笑みで笑う。
そんな笑みに恐れを成したのか、
ただ首を縦に振る。
さてと…
カチャッ
刀を構え殺気を出す。
月夜「…久しぶりに骨が折れそうだ。」
ダッ!!
羅刹が俺の周りを囲む。
一列目の羅刹が走ってくる。
俺はひとりの羅刹の心臓をひと突きにし
身体を回転させながら刀を横に凪払う。
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