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「……」
「……」
遼ちゃんと彼女は、仲良く、ピッタリ寄り添っていた。
勢いで入ってしまったけど、あたし何を言うつもりだろ?
『あたしの遼ちゃんを取らないで!』
は、違うし、
『あら、一緒に遊びましょう』
じゃないし…
凄い勢いで頭が働いていると思った。
ふと、遼ちゃんを見ると、以前にお兄ちゃんが、嘘の泊まりがバレた時の、ママを見る目とおんなじだ。
あたしは、そこでヤバイところに乱入してしまったと気づいた。
いや、あたしは…その、えっと…
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