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いつものように、遼ちゃんのアパートへ行くと、遼ちゃんは風邪をひいていた。 「遼。なんか欲しいものある?」 「いや、ない」 「じゃあ、食べたいものは?」 「ない。いいから、帰れ」 とまた、速攻で帰れ攻撃。 「なんでよ。あたしが、看病してあげるよ。遼ちゃんは、ゆっくり休みな?」 「……」 だって、やっぱりこんな時こそ、遼ちゃんのそばにいないと。 .
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