0人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ぅ…。…ょう…。
…しょぅ…。翔!!」
ここは何処だ?
…母さん…?
…父さん…?
「翔!!分かるか?
父さんだぞ。しっかりしろ」
大丈夫だよ。父さん
大したことなぃ………
…!!
「ここは何処…?
病院?
なんでここにいる?」
俺は松高 翔
帝都中学 2年C組
部活は…なんだっけ…?
思い出せない…
ドサッ
ん?誰か来たのか?
振り向くと
そこに母さんが立っていた。
「翔、気が付いたの!?
大丈夫?気分は?」
と母さんが聞いてきた。
「うん、大丈夫だよ。
ところで、母さん…」
「何?…翔」
「なんで俺は
こんな所にいるの?」
「覚えてないの?
まぁ仕方ないわね。
すごいボディチェックを
くらったからね。
試合でチェックをくらって
リンクに頭を打って
気を失ってしまったの」
と答えてくれた。
「試合…何の試合?」
俺なんか部活してたっけ?
「何のって…
ホッケーしかないでしょ」
と母さんは答えると
さっき落とした
荷物を拾い出した。
最初のコメントを投稿しよう!