プロローグ

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20XX年 世界は核の炎に包まれた。 地は裂け、海は枯れ、あらゆる生命体は絶滅したかにみえた。 ――だが、人類は死滅してはいなかった。 「ひゃっは-、女だぁ!」 荒れ果てた荒野をひた走る女を発見して、男は高ぶった自己の欲を満たす為、無理矢理強姦を強こうとしていた。 ブイイイという機動音と女の悲鳴が入り混じる。 過去に栄えた産物。希少な二輪バイクに跨り、ハゲ男は女を追跡し続けた。 そんな砂塵が蔓延する荒野の中に、一人の救性主が降り立つ。
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