『 超人だって、ただの人 』

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自由自在に空を飛び、片手で校庭のサッカーゴールを持ち上げて投げ飛ばし、指からビームを出してやった。 目の前の出来事を理解できないクラスメイト達は、間抜けに口を開けて固まっていた。 「ふふふ、僕は人類を超える力を手に入れたんだ」 この力を手に入れた時、選択出来る道は二つあった。 人助けに尽力するか……悪魔になるか。 僕は。 僕は悪魔になると決めた。 この汚れた世界を破壊し尽くしてやるんだ。 「皆聞いてくれ!これから僕はこの力を使って、薄汚れた世界を」 壊してやる。
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