残念な神様はテンプレのはず。

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「…まあそんな訳で…」 「その可哀相な子…て感じの目で見るのやめて」 ポンポン 「肩を叩くなー!」 「どんまい」 「サムズアップとかひどいや!!いい笑顔しやがって!絶対楽しんでるでしょ!?」 「はいもちろん、で、話を進めたいんですけど。」 ズーン←orz 「一切構わず進めますよ。そんな訳であなたを全く別の世界で転生させます。叶えて欲しいお願いが…」 がばっと顔をあげる。 この時を…待っていた!!! 「楽して生きたいです。」 「は?」 悪魔(仮)の鬼畜な返事なんて待つかい!! 「私の夢は悠々自適に毎日をぐうたら生きることです!そのためには努力を惜しみません!転生!!私にとっては飛んで火に入る夏の虫!棚からボタモチ!異世界サイコー転生サイコー、一生食えるほどの金と家と!引きこもり三大神器PC・ゲーム・漫画!もちろん最新も含めて!これさえあれば他には何もいりません!魔法世界に魔王討伐ファンタジー体験なんぞ一切いりません。私を殺してくれてありがとう!異世界サイコーダラダラ目的のない人生サイコー!」 『…』 ぎゅーっ 悪魔(仮)は容赦なくエイムの頬をつねる。 「すひはへん!!ひゃべりふぎまひた!ほっへー!!いひゃいいひゃい!ほへるう!!」 こぶとりじいさんの気持ちをリアルに体験しました。
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