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「それであなたには聖精気があるから………に転生させるので………………………………………………を、していただきたいのですが…って、聞いてますか?」
「いや全く。」
「…省略」ではなく、マジになんにも聞いてませんでした☆テヘペロッ☆
「ほう…?」
悪魔(仮)がガッシリと頭を掴む。
「にゃああ!!落ち着け!!落ちついて下されー!!」
「くるしゅーない、くるしゅーない」
「ちこうよれ!ってかー?意外にノリがいい!!じゃなくて、間違いなく苦しいわー!!」
悪魔(仮)が楽しそうにククッと笑う。
そして私の頭は軋む。
「いだああ!!ギブギブギブー!!!」
頭を解放され、ハアハアと息をつくと、痛さに涙とか出まくったままの目だったけど、キッと悪魔(仮)を睨んだ。
「だって私に関係ないもんよ、一応殺されたのに、何でバカ神の言うこと聞かなきゃいけないのさ、せいしょうきなんて知るか。私は自由に生きたい。」
できれば悠々自適にだらだらとねっ!
悪魔(仮)は呆れたように息をつく。
「……やってくれなきゃ、転生させませんよ。あなたの人生はここで終わりです。」
してやったり。
といった顔に、私はあくどい笑みを浮かべた。
「嘘だ!!!」
正直、言ってみたかっただけです。
反省はしている、後悔はしていない。
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