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が、悪魔(仮)の眉がピクリと動いた…。
ので、調子に乗ってみた。
「あなたの嫌いな"神様"がどんだけ探しても見つからなかったのに、せっかく見つけた私を殺すのは惜しい、というかあの神がこれ以上探すわけがない、だから私は殺せない。」
悪魔(仮)は右手を額につけて俯く。
顔色を窺い知ることはできない。
「…ねえ?当たりでしょ?」
できる限り妖艶に微笑んでみた。
心臓はバクバクしてたけどね!
「クク…クハハハハ!!」
悪魔(仮)は真っ白な空を仰ぐ。
「ど、どしたの急に…?」
「…バカ神なんぞ糞くらえだ!!あの糞つまらない世界!!エイムがいれば少しは面白くなる!いや!!面白くしろ!!」
「もしもーし、敬語キャラさーん。本性完全にでちゃってますよー。」
「クク、俺の声の覇力も通じない。本当にいい、いいですね、クク…あの世界も神の悩みも俺には関係ない。適当に説明して、神への仕返しに魂を殺すか、冥界に持っていって遊ぼうか、どちらにしようか迷っていたんですが…気が変わりました。」
「殺す気だったのお!?」
とりあえず転生させる気はなかったことが判明しました。
あと数行前の私『「…ねえ?当たりでしょ?」』
…
は ず れ だ よwww
恥ずかしすぎて死ぬるわwww
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