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「いえいえ、俺の中ではもう『冥界に持っていって遊ぼう』に決まってましたよ?」
「わあ…光栄ですぅ…なんて言うと思ったかこの鬼畜う!!」
私"と"ではなく私"で"でしょうがあ!!!
悪魔(仮)は心底意外そうに目を丸くした。
「エイムさん…ひどいっ!」
そ れ は お ま え だ。
「まあ小芝居はこれくらいにして。」
「小芝居いぃ!?」
それはっ!どっから!どこまでが!?
「転生の儀をはじめます。残念なことに体への損傷がほとんどなかったので、再構築は必要ないです。今のあなたのまま、向こうに対応できる体にしてその際に色々付録つけます。」
そろそろ気付いてたけど、悪魔(仮)って、都合の悪いツッコミはスルーするよね。
スルーするってダジャレじゃないよ!?
「寒い…」
「違うってば!!…って…あれ…?今、私声に出てた…?」
「いえ。心眼を発動させただけです。」
悪魔(仮)の目が妖しく光る。
「心眼…?」
「簡単に言うと、心が読めます。」
「へえ便利い……………ってNOーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
色々だだもれでした。
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