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「エイムはドラク工が好きでしたね…」
悪魔(仮)は書類のようなものをペラペラとめくる。
私のことが色々書かれているんだろうな…。
ああ、ちゃんと逃げ切れたよ。
というより悪魔(仮)が飽きました。
-さっきまで-
「いい加減こっちにきなさい。」
「…」じりじり…
「もう追い掛けませんから」
「……」じーっ
「飴あげるから」
ピクッ
飴…?
私が無類の甘いもの、特に飴好きと知ってのことか…!
罠か!罠だな!!
って、すんごい警戒しながら近付いたら本当に飴くれたっす。
ペロキャンうめー
悪魔(仮)いいやつー
これが本当の飴と鞭ってやつだね!!
とか言うとリアルに鞭が出て来そうだからおとなしくペロキャンをナメました。
悪魔(仮)が「犬…」とか呟いたのは聞こえなかったことにしておく!!
「うん♪ドラク工好きー♪」
「では…エイムにわかりやすいようにあなたの能力を数値化します。」
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