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「…っ、ティッシュティッシュ…あ、あった。」
上を向いても、ぬぐっても、次から次へと出てきやがる。
もうつっぺしよっと、つーっぺ!…よし!
「まあ、それはさておき。この子に攻撃する意思はないよ。」
真剣そのものの顔で、相手を真っすぐにみて告げる。
つっぺ状態だからもはやギャグにしかならなかったけどね。
両鼻にティッシュを突っ込むという、自らの恥を犠牲にして、溢れる朱き忠誠心を物理的に止める唯一の方法です。
「その鼻血でいうセリフなの!?」
うむ。モブ○ッチのくせになかなかいいツッコミするじゃないか。
「褒めてつかわす」
「何様よ!?」
やるなモブビッ○めwww
「ピピ!!(待って!!)」
「どしたの?」
鳥が体を起こして私の腕の上に立つ。
ちょこんと乗る足が…大変気持ちいいです!!
「ピピ…ピイ……(ぼくは確かに魔物だけど、君達を襲う気なんてないんだ)」
「な、何よ…そんな目で見られたって…」
「ピイ…ピピイ?(お願い…ぼくを信じて?)」
「オッケエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」
この萌えがわからないやつ、ちょっと校舎裏にこい。
しゃべるネズミの会社の最高傑作について講義してやろう!キリッ
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