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飛行機の座席は、二人掛けだったために、
龍 龍叔父 ぼく ソウロウ
で座った。
「あ、そうそう。君たち、僕のことは輝(ヒカル)でいいからね。いつまでも龍の叔父さんじゃぁ、呼びにくいだろ。」
「あ、じゃぁ、ぼくはソウロウって呼んでください。」
「あ、ぼくは勇気で、お願いします。」
ひとしきり、自己紹介が終わったころに、
ゴゴゴゴゴォ!
と、すごい音がした。
「お、そろそろか。」
輝さんの言葉が合図になったかのように、僕らの体が傾いた。
!!
耳が!耳が!
ツーンって!
ぬぉぉぉぉ!
.
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