ブーンとゴジラ達が神を喰らうようです

始まり

-西暦2100年4月10日A.m.10:00 東京多摩郊外-

そこには虎型のアラガミの死骸を喰らう三体の小型アラガミ“オウガテイル”がいた。
そんなオウガテイルの背後から、死骸と化したアラガミの仲間と思われる同種のアラガミ“ヴァジュラ”が飛び掛かり、オウガテイルを喰らい始めた。
それから数分後、オウガテイルを夢中で貪っているヴァジュラを一部が廃虚となったビルの影から、見ている四人の男女がいた。