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朝起きると、俺の隣に美少女が寝ていた
隣で寝ているのは、妹の相川柚梨
「柚梨、そろそろ起きろ」
俺が身体を揺さぶると
「お兄ちゃん、ダメだよ…こんな所で」
アレ?俺、何かした?
隣で寝ている妹を、起こそうとしただけだよね
「柚梨、寝ぼけてないで早く起きろ」
寝ぼけている柚梨の頭にデコピンをしてやった。
「アレ?お兄ちゃん…夜の営みは?」
どうやらまだ寝ぼけているようだ
妹の危ない発言をスルーしていると、部屋の扉がノックされた
「祐也、起きてる?今日は入学式でしょ」
外で女性の声が聞こえ扉が開かれた
「あら起きてたの?」
この女性は俺の母さんである相川美鈴
まだ二十代にしか見えないのが謎だ
「母さん、鍵を付けてくれ、柚梨が侵入出来ないように!」
俺は母さんに言ってみた
「ダメよ、柚梨が可哀想だから」
「そうだよ、鍵が付いたら夜這いが出来ないもん」
俺に味方はいないのか、そして柚梨起きてたんだな
「今日入学式でしょ?さっさと準備しなさい」
「わかったよ」
俺は朝食を食べに行くため部屋を出た
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