泣き虫な木

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僕は孤独に、皆との思い出が詰まったここで 今もまだ一人で過ごしている 出来ればここから居なくなりたいが、僕には体を動かすための足がない。 だから、いつも皆との思い出に苦しめられる。 朝起きては聞こえるはずのない 「おはよう」 と、声がする。 これを聞くと どうしても泣いてしまう。
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