泣き虫な木

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それから長いこと時が過ぎ ここから見る風景が だいぶ変わった気がする。 いつものように 朝を迎え そして仲間たちの声が… 『おはよう』 あれ? なぜか今まで聞こえるはずのない声が聞こえた。 あぁ…僕にもお迎えが来たんだな。 これで皆と同じところに行ける。 こんなことを考えた時だった また、声がする。 『どうして泣いてるの?』 幻聴だと思っていた声のする方へ目を向けると そこには小さい子供がいた。
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