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「そう言えばそんなことを何人かの神人がやっていたね。
まぁこれは話が長くなるから省くけど、君をここに呼んだのは折り入って頼みがあったからなんだ」
「頼み?」
おいおいどうするよ、まさかの神直々の頼み....まさに神頼みをされるとは...
「ギャグのセンスはないみたいだね」
「やかましい。で、頼みってなに?」
「あぁそれはね、"僕と契約して魔ほ..「断る!!!」..冗談だよ、そんな全力で断らなくても」
馬鹿野郎、俺はあんな宇宙外生命体と契約して最終的にSAYAKAになりたくない。
「まぁ君の場合魔法じゃなくて魔装だと思うけどね」
「てかあんたやけに詳しいな」
「アニメのことかい?それは僕たちが君たちの世界の神だからだよ。
僕は君たちの世界のすべてであり、そのなかのひとつでもあるんだよ。
だから知らないことはない」
「なるほど」
「で、頼みごとなんだけど、僕と一緒に異世界にいってくれないか?」
「異世界ものですね、分かります」
よもや俺が伝説の勇者的な何かだとは思わなかったな。
「いや、君は別にそういう存在じゃないよ」
「えっ、違うのか?」
「うん、でも神である僕に選ばれる"以前に"君は特別ではあるけどね」
その言葉に思わずビクッと反応してしまった。
「.....どういう意味だ?」
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