転生ってやつですね、分かります

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「.....................」 「....................」 「.....................」 「.....................」 ............長いな.... 「.........はぁ..、やっぱり君を選んで正解だったみたいだね」 「どっちだよ」 明らかに失敗したみたいなため息じゃねぇか。 「いや、正解だったよ。君ぐらいの価値観や柔軟性がないと正直面倒だしね」 「そう言うなよ。最近の若者は自分を強く魅せたい生き物なのだよ」 「君だって17歳でしょうが」 「いや俺は.......だって.....ねぇ?」 「いや、そんなこと聞かれても困るんだけど...」 まぁ俺のような規格外的な人間のことはいいとして..... 「逝きますかね」 「字が違うよ」 いや、俺がこういう厄介事に巻き込まれるときは大抵死にかけるからこれであっている。 「そうかい......じゃあ開けるよ」 そう神が言った途端、神の横に光の柱が現れた。 「これをくぐれば異世界に行けるけど、何か質問は?」 「お前はどうやって行くんだ?」 「君のなかに入って行くよ」 「アーーーー!!!的な意味で?」 「なわけないでしょ?」 まぁ性別ないみたいだからな........はっ!両刀! 「馬鹿にしてる?」 「身の危険を感じてる」 まさかそっちだったとは.........そんなの絶対おかしいよ!! 「.......まぁどうでもいいから他には?」
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