11人が本棚に入れています
本棚に追加
「ところで坊主。
うちのアゲハを
嫁に貰わんか?お前も
もう23歳だろ?
アゲハも20歳だ。
お前なら安心なんだが。」
太志は改まって言った。
「えっ?アゲハをですか・・?」
芯はアゲハを見た。
「なっなっなっ////
なに言ってるのよ////!!
お父さん////!!!」
アゲハは照れと焦りで
汗が出ている。
「あら、良いじゃない。
私も芯君なら安心だわ。」
未知も賛成している。
芯は嬉しそうにした。
「・・・・俺でよ・」
「ダメ、ダメ、ダメ!!
芯には大切な人が
居るでしょ!?
お父さん、お母さん!!
芯には可愛い許嫁が
いるの!!すっごーい
可愛いの!!」
アゲハは必死に阻止した。
「あっ・・・。」
芯はシュンとした。
「何だ、坊主。
許嫁が居るのか・・?」
太志は残念そうに言った。
「いや、別にそう言う
訳じゃ無いですけど・・。」
芯は下を向いている。
「まぁ・・・・。
芯君はモテるものね・・。
ゴホッゴホッ。」
未知も残念そうにした。
「未知大丈夫か?」
「えぇ。」
「・・・わっ私お皿洗って
来るね!!」
アゲハは急いでお皿を
もって外に出て行った。
「・・じゃぁ、俺も帰ります。
ごちそうさまでした。」
芯はアゲハを追うように
出て行った。芯の背中は
すごく寂しそうだった。
「おう。気を付けて帰れよ。
周りは全員敵だからな。
捕まるなよ。」
最初のコメントを投稿しよう!