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「……どうなるか分かってるな?」
少女の顔の近くでスタンガンがバチバチ鳴る
「……暴力的解決かしら」
すこし微笑みながら答える少女
「それ以外にも………なぁ…」
「これが…まぁ目的の一つだからなぁ………」
BとCはいやらしい目を下へとさげていく
「……最低なゴミ虫ね」
軽蔑の目を向ける
全く同意見だ
とにかく今は……さて…どうやって助けようか…
「おい」
もう一度不意打ちをしようか……
「……おい」
スタンガンを奪い取るという手もあるが……逆にやられる危険がある
「……なめてんのか」
少女は催涙スプレーを鞄に入れてるようだったが……鞄はBとCの近くだ
これじゃあ取りに行けない
「おい!!!!!…お前は他人の事を気にしていられるほど余裕こいてんのか!!!」
「……あっ…ちょっ……また後でかまってやるから…ちょっと待てよ!!!!!」
「テメェふざけてんじゃあねぇよ!!!!!」
自宅にいるような気分になってしまった
「私は別に助けなくて良いのよ」
「……どういう意味かが分からないんだが」
胸元を捕まれながらも答える
「このゴ……ヘドロどもにやられるのは不快だけどもね
」
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