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今、僕は山の木々の中で後悔している
昨日は雨が降ったために水溜まりの中で後悔していると言っても良いぐらいだ
好きでこんなことをしているわけではない
あいつのためであり僕の…愛がために
「桜くん……」
あの笑いながらハサミを両手に握りしめて歩いている危険人物から
走って逃げることも出来るかも知れない
しかし、それは出来ない
「逃げない事」それが僕の愛だから
「……見ーつけた」
そして奴は僕を殺すだろう
「殺す事」それがコイツの愛だから
それが僕と風花の(一方的な)殺し愛だから
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