始まりの後悔

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「おい!!何か言えや!!!」 馬鹿Aが少女の胸元をつかもうとする 今しかない 瞬時 脊髄反射で物陰から走り出す 「腐れしねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 「…あぁ?なんだ…うっげぇぇぇぇ!!!!!!!!」 フライング・ジャンプ・キック(不意打ち)が予想を超える完成度で打ち込まれ Aの背中が逆エビ反りになる そしてAはそのまま前に吹き飛ぶ 僕も一緒に吹き飛ぶ 地面に着地し 周りを見渡す 「うぅ…あぁ」 「………………」 「………………」 Aは地面で苦しんでいる BとCは何が起きたか分からずにア然としている ここまでは作戦通り、後は油断した馬鹿から驚いている少女を助け走り出す 「……よし」 これで作戦完了 少女を助けれる 一日一悔(一日一回は後悔しなさい…)を成功したことになる のはずだが何故か少女のリアクションは違う 少女は 「ふふふ……あはははは!!!!!!!」 笑っている
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