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「ついに本物の霧になったか。」
優人が何処か遠い目をしながらポツリと呟いた。
やめたげてよぉ!
「..というか何、これ?」
机の上に置いてあったポストをあっきーが持つ。
「あ、それは皆の悩みを解決できるように俺が作ったポストだよ!」
「へぇー。」
あっきーはそれだけ言うと奥の方でゲームを始めた。
あ、あれ新作のゲームだ。
それから俺はこのポストを部室の前に置き、皆が見る掲示板に宣伝の為、ポストについて書かれた紙を貼っておいた。
*
「紙、入ってるけど。」
1週間の日時がたった放課後。あっきーがポストを上下に振るとカラカラと音がしていた。
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