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「俺達マモルンジャーは、今日、夜の学校に侵入する!」 はぃ? 多分ここに居る優人以外のマモルンジャーは皆そう思ったに違いない。 「これ。」 俺達の顔を見かねてか、優人は一枚の紙を見せた。 そこには小さな字でこう書かれていた。 【夜の学校 誰もいない教室 ピアノ 鳴る】 かたことでそう書かれていた。 「...ピアノが、勝手に..?」 苺花がゆっくりと口にすると、優人は久々の笑顔を見せた。でも、俺は知っている。この笑顔が何か企んでいる笑顔だと。
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