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「(え？え？なぜにこのタイミングで繋ぎ直した!?
わざわざ恋人繋ぎ!?ん？…んん！？why！？
しかも卓上では今まさにビアン批判と言うか、
反同性愛派の意見が出てんのに！？
いや、待て考えすぎか…！？
先輩彼氏いるし、theノンケタイプの美人だし、
よくよく考えたら恋人繋ぎなんて
仲のいい同性同士でフツーにやるぞ！！
え、でもだったらテーブルの上に
わたしの手持ってってやればよくない！！？
ちょ、まじわかんない!わかんない!!
先輩何考えてんだっ…！」
───繋ぎ直された手を
2秒ほど疑視してから先輩の顔を見た。
彼女はどんな顔でこんな行動をしてるのか、
「──ｸｽｯ」
その表情はまるで
悪戯を企む子どもみたいに笑ったようだった
───ギュウッ
そしてその刹那彼女は、
わたしの手を強く握ったのです。
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