その1:同性愛を考えた

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そしてそんな店長の延々と続く下らない自分話に だんだん嫌気がさしていたわたしは ついにお酒の力に頼ることにしました。 ただわたし、普段自分の欲望を抑圧 させている為か(ただ寂しいだけか)、 お酒を飲むとヘラヘラしだし ボデータッチがひどくなる(女性限定) という点がありまして… けっこーこれで友達が減り、 信頼もなくなったので気をつけてはいたんですが… それなりの量を飲んでしまったため、 欲望は解放され 隣にいる先輩とイチャイチャしだしました(笑) 焼き鳥あーんしたり、 さりげなく先輩の肩にもたれて 「店長すごいですねーねぇ先輩?」 などと言ってみたり、 先輩の二の腕ツンツンしたり、 意味もなく手つないだり…など。 今思うと、もはや上司の前でなにやってんだww するとその光景に見かねた(?)副店長が 「おいおまえら飲み過ぎだぞ~ レズみたいだからやめなさい!w」とひと言。 そのセリフで一瞬眉毛がピクつくわたし そして"それ"は唐突に起こりました。 「レズとか絶対ナイですよ~笑」と先輩 「ハハハあいつらなー 気持ち悪いよな~…てかさ よく野郎どうしで抱き合えるよな!笑 ほんとありえねえよ」と店長 さらに 「俺はまだレズものならぜんぜんイケますけどねw」と副店長 「うわぁ~ヤダ~副店長ないわー笑」とまた先輩 その会話の内容で、もはや酔いは覚め 「そそ、そうっすね~!わ、あぶね~! 先輩がかわいすぎてわたしあやうく 1線超えちゃいそうになっちゃいましたよ!苦笑 …………( ・-・ )スン」と脳ミソフル回転させるわたし(笑) 先輩と握っていた手もどことなくほどいて 自分の太ももらへんに戻す。 そしてこの居心地の悪さに 追い打ちをかけるように次の瞬間───
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