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―――――*紫音*――――
○○駅7時。
俺は彼女を探した。
『紫音!?』
『あっ…蒼さん』
『蒼でいいよ』
『う、うん』
『ナニ?』
『林檎のピアス。今日は髪縛ってるんだ?』
『ダメかしら?』
『イヤ…似合うけど』
『どこか行く?』
有『紫音!?』
有紗…くそっ、
『ウザイから帰れ。行こっ』
蒼の手を取り走る…
『ちょっと紫音私ヒールなんだけど…』
『ゴメン…』
『さっきの彼女』
『幼馴染みだから…俺ん家行こっ?』
『えぇ』
しばらく川沿いを歩き
ガチャン
『入りなよ?』
『えぇ』
『ナニ飲む?』
『何でもいい。』
『ふーん。じゃちょっと待ってて』
****************************
『お待たせ紅茶だけど?』
『ありがとー』
『聞きたいことある?』
『あるひとつ』
『ナニ?』
『怖くないの?知らない女なのに?』
『蒼だろ?知らなくないじゃん』
『フフッ紫音は面白いのね?』
『どうかな?』
『紫音は私に何かある?』
『ひとつお願いしてもいい?』
『ナニ?』
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