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「ああいうクールなところもカッコイイよね~。」
女の子たちは見惚れながら嘆いていた。
横を向くと、男の子と目が合う。
整った顔立ちに見惚れてしまって2、3秒目を合わせていると
「なにも言わないんだ?」
「??」
「俺の顔見てもなにも言わないんだ?」
少しイラついた様子の男の子。
なんて言えばいいんだろ…
「変なの。」
その男の子は冷たくそう言い、前を向きなおした。
よくわからない人…
これが、わたしたちの出会いだった。
この人がわたしの運命を変えるなんて、この時は思ってもみなかったんだ。
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