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放課後。
俺は自習のため教室に残ってたところ、
「よかった。まだ、残ってましたか。」
山田先生がやってきた。
「塩山君の部屋が、決まったのでお知らせしにきました。」
「部屋?寮に入るのは、来週からと聞いてたんですけど…。それに、荷物は?」
「そのままにしとくと何かあるかもしれないので、急遽部屋を用意しました。荷物は、朝のうちに送ってもらいました。
はい、これが鍵と寮の案内図になります。」
鍵の番号と、地図をもとに部屋にいく。
鍵が開いていた。誰かいるらしい。
「失礼します…。」
「えっ…。」
――入ってみると、あずさがちょうど着替えようとしているところだった。
「しっ、失礼しました。」
即行で、部屋を出た。
いくら幼なじみだからといって、異性同じ部屋はないだろう。
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