第一章

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一人は小柄で眼鏡をかけ、長い黒髪を二つに結っている、 あきらか優等生の真面目ちゃんって感じの女の子。 もう一人はパッと見で八頭身はあるのではないかと思うほどのスタイル。 色素の薄い肌に、薄い茶色いボブヘアの女の子。 俺が二人をよく観察していると、眼鏡をかけた女の子が、 「ここ一体の周囲を見てきましたが、他に人らしき気配はありませんでした。 予想するに、ここにいる私を含めた五人以外、生物は存在しないでしょう。」 となんともまあ冷静に話してくれたため、すごく混乱するような事でも、取り乱さずにすんだ。 .
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