四月

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あまり、おもいたくないがこのチャラ男…難波はめっちゃイケメンだった。 金髪も地毛だって言うし、顔もテレビに出ててもおかしくないぐらいだ。 「嫌味?そんなことないって。 ねぇ遥ちゃんもそう思うだしょ!」 「ヘッ!私?」 「うん」 「おい。チャラ男やめろよ。馴れ馴れしいぞ、バカ!」 「そだな…ゴメン遥ちゃん」 「ううん…別にいいよ。私も正直そう思うし」 「何?」 「何でもない!」 何故か多摩里さんは、照れていた。はて? 「じゃあ、話変えようか。優さんよ遥ちゃんどう思う?」 「いや、可愛いと…思う…よ」 「ふぇ!」 「ご…ゴメン!忘れて!」 「お前ら、カップルかよ?イヤらしいわ」 『誰が(よ)』 「息ピッタシじゃんかよ!」 その言葉にまた二人して、照れてしまった。
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