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「ちょっとちょっと、ほんとに大丈夫? ま、紗江って可愛いし、狙ってる男子は絶対いるから待ってても向こうからくるし、大丈夫か」
「こ、来ないよ! メガネつけてるし可愛くないし。それに好きじゃない人から告白されても断っちゃうよ」
うわわ、また鳥肌が。
早く戻るように、腕を擦っておいた。
「もったいない。付き合っちゃいなさい。今すぐ!!」
「告白されてないし!」
「好きです。紗江、付き合って!」
「陽子ならOK」
グッと親指を突き出したところで、お互いに鳥肌を収めるため、腕を擦った。
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