Aメロ
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私がそんなお兄ちゃんを好きになったのは、お兄ちゃんが小学校を卒業する間近のある日。 学校が終わって、帰り道をお友達と歩いていたときのこと。 近くのグラウンドを通りかかったとき、 「あぶないっ」 私の頭にサッカーボールが直撃した。 その場に倒れ込んだ私。 そこにちょうど帰宅途中のお兄ちゃんが通りかかった。 「あーちゃん!」
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