序章
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白いうさぎと、赤いうさぎが居ました。 二兎は深緑色の、うっそうとした森に、ただ二兎きりで暮らしていました。 食べ物が一つしか無いなら、二つに分けて食べ、 寒い夜には、互いに身を寄せ合って眠ります。 気まぐれなすずめは、気まぐれに飛んできては言いました。 「本当に君たちは仲が良いね。」 二兎は、大して異論は無かったので、その度に鷹揚に頷きました。
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