序章

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ルカリナ誕生から2年3年と月日は流れ、ルカリナが誕生してから6年がたったある日事件は起きたのです。 その日の夕方仕事から帰っている途中、あともう少しで家につくそう思っていたグレイでしたが、ミカエラの悲鳴とルカリナの叫び声にもにた泣き声を聞き、家に駆け込みました。 「どうしっ・・・・・・・・嘘・・・・・だろ・・・。」 そこでグレイが見た光景は、惨殺されてしまった最愛の妻の姿と、妻の腕の中で泣きながら「母様ぁ・・・・・・母様ぁ・・・。」と妻を呼ぶ愛おしい息子の姿でした。 「・・・っ父様・・・っ母様が・・・僕を守って・・・ひっく・・・・・・冷たく・・・・・・・・冷たくなっちゃって・・・ぐすっ・・・・・・目を開けて・・・・・・くれないんだ・・・」 この頃のルカリナはまだ6歳。6歳にして母親を目の前で殺された。 いまだ幼い少年には残酷すぎる現実。 この状況を見たグレイは、ある決断しました。 『天界の森』に行こうと・・・。
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