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「そんで、俺は明後日から学校がある。」
「学校?寺子屋みたいな物ですか?」
文は興味心身に聞いてきた。寺子屋より面倒くさい場所なのは確かだが、他に答えようが無いので肯定する。
「うん、そんなもん。それで少なくとも戻るのは四時くらいになる。それまで君らはどうする?」
「私達は家にいるわ。散歩くらいならするけど。」
咲夜とレミリアは家に居る事に。だが天狗組に巫女と魔法使い組はそうはいかないだろう。
「私は図書館に行きたいわ。こっちについてよく知りたいし。」
アリスは上海の髪を結いながら言った。
「おっ、アリスが行くなら私も行くぜ。」
「盗むなよ。」
優希は釘を刺す。だが魔理沙は笑って言い返した。
「盗んでないぜ。ただ死ぬまで借りるだけだ。人間は妖怪より短命だからな。」
「こっちはみんな人間だから。」
「ぐっ…。」
「…まあ、とりあえずアリスと魔理沙は図書館ね。後の三人は?」
「私も家にいるわ。やること無いし、お茶飲んだりゲームやってるわよ。」
「蓬莱ニートのようだ…。」
「仕方が無いじゃない。この服じゃろくに外に出れないわよ。さっき散歩したときに変な目で見られたんだから。」
「あー、そうか。」
とても重大な事を忘れていた。
「服を忘れてた。」
優希は手短の鍵付き引き出しから封筒を取り出して中身を見る。遺産の一部だ。中には数十万ほど。
「じゃあ、今から服を買いに行こう。ローブみたいのあればいいんだけど…。」
「ああ、私の車使いましょ。」
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