零ノ刻 人々に忘れ去られた幻の郷

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山に囲まれた中にある一つの理想郷 自然に溢れ、現代とは思えないとても自由な場所 正確には、"現代"ではない いまだに、江戸時代頃に近い暮らしをしており、ガスも水道も無く、人だって数える程度 けどテレビや電話などはあると言う変な所 そんな郷の周辺には妖怪達が住んでいる 天狗や河童、魔法使いや吸血鬼などの多数の妖怪達が自由に暮らしていた そこは幻想郷と呼ばれていた どこにこんな所があるのか それは言葉にし難く、事実上存在はしない 幻想郷は博麗大結界と言われる大きな結界の中にある だから此方からは"見えない"し"入れない" だが、入る方法は幾つかある それは "皆から忘れ去られる事" または "自殺願望がある事" のどちらか そんな幻想郷を覆う博麗大結界が脆くなればどうなるか分かるだろうか 想像出来るだろうか
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