泗ノ刻 少女購入中…

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「なんだ。欲しいなら言ってくれればいのに。」 「べ、別に欲しくなんか無いわよ…。」 ツンデレアリス。 「ジャスティス。」 「はっ?」 「いや、なんでもない。」 口が滑った…。 少し反省しながら俺はさっきのマグカップを取り、籠に入れた。 「な、なんで入れるのよ!」 「欲しいんだろ?」 「別に欲しくなんか…。」 そのまま黙り込むアリス。 それを可愛いと思ってしまった俺自重。 「まっ、買っとくさ。マグカップはあって損するもんじゃないし。」 そう言って、マグカップの棚を離れた。後ろからアリスがチラッとマグカップを見ている。 それほど欲しかったのだろうか。 咲夜さん達のもとに戻ると、レミリアがアニメキャラクターの傘をさしていた。 あれだ。えーと、プリ〇ュア5だ。 「どうかしら咲夜?」 そう言って、偉そうに傘をさすレミリアはまるでどこぞの小学生お嬢様だ。 なんか居たよ。あんな子。クラスに一人くらい。 「最高ですお嬢様。」 咲夜さんの鼻からは忠誠心が溢れていた。 咲夜さんは俺より自重してほしい。 「…れみりゃ、シーツの色はどうする?」 「れみりゃってなによ…。まあ、いいわ。純白のシーツでお願い。」 おや、意外な色が出てきたな。
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