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「はい、お待ち」
結局僕は閉店間際で客は自分ひとりの店でラーメンを食べていた。
ふと器から視線を外すと目に付くものがあった
アイドルオタクの店主の趣味で店の壁はポスターで埋められているせいか味の割には流行らない店に警察の指名手配の張り紙があった。
「ああ、それね」
厨房から出てきた店主が話しかけてきた。
「その一番右の子、可愛いだろ?
しかしわかんないよなぁ。そんな子が殺人だなんて…」
なんとも言えなくなってまた、ラーメンをすすった。
店を出ると急に疲れが襲ってきて、早く帰ろうと足を早めた。
「家に着いたら、シャワー浴びて寝よう…」
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