君想う

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うれしそうな君、悲しそうな君、怒る君、すべてが愛おしい。 うれしそうな君と共に喜び、悲しそうな君と共に泣きたい。 そして怒るとき、君を愛しく見つめたい。 人は変だというかもしれない。 だが怒るときだけ、君の心の中は僕だけで満たされる。 僕が君を想うように、君が僕を想ってくれる日は来るだろうか。 君にのばした手を君は握り返してくれるだろうか。 そんな思いを隠し、僕は今日も君をみる。
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